レッスン日記
言葉の思い出
保護者の皆さんの携帯電話の中に、お子さん達の沢山の写真が入っているかと思います。
また、アルバム等を作られて、お家で保管されている方も多くいらっしゃるかと思います。
私も、我が子達が小さかった頃の写真を見返すことが度々あります。
写真とは、その時の瞬間を切り取った、素晴らしい技術だなと感じます。
私が学生の頃は、使い捨てカメラを使って、よく友人達と写真を撮っていました。
ネガを使って友人の分を焼き増したり…
子ども達の誕生日に、うん十年振りに使い捨てカメラを買ってみると、そのお値段に驚きました。
当時千円もしないで買えたあのカメラが、今や3千円近くすると!!!!
需要と供給のバランスって、難しいですね………
話を戻しまして、
カメラを向ける際、お子さんの顔や表情に注目して写真や動画を撮影することはあっても、
声や言葉を中心とした動画を撮影されたことはありますか?
例えば、声だけ録音しよう!とか、話してるところを撮影しよう!とか。
また、お子さんが初めて話した言葉は、覚えてらっしゃいますか?
ちなみに上の子の初めての二語分は、
「ちち、ねんね」でした。
(当時主人の仕事が忙し過ぎて、土日もずっと寝ているような状態でした)
最近、我が子の写真や動画を見返していて、
今とは少し違う声だったり、辿々しく話す様子を見て、
「こんな風に話してたな…大きくなったんだな」としみじみ感じました。
何度教えても上手く発音できなかった言葉があったり、
家族の中だけで通じる言葉があったり、
歌も絶妙に音痴だったりと、
色んな時間を経て、成長してくれています。
思い返してみると、どれもこれも微笑ましくて愛しいものばかりだと思います。
先日、擬音語と擬態語についてのブログを書かせていただきました。
我が子は小さい頃、扇風機が回っている様子を見て、
「風がるんるん吹いてるね」と言ったり、
まだ小さい下の子が、上の子の手を舐めてしまった時も、
「◯◯が手をめろめろ舐めた!」
と言ったりと、
つい笑ってしまうような表現をしてくれていました。
(るんるんてなに!?めろめろって可愛すぎる!)
今では「風がるんるん吹く」、「手をめろめろ舐める」というような表現は使いません。
どこかで本人が気付いたのかは分かりませんが、
擬音語と擬態語も使えるようになり、
いつからか言葉の発音も上手になり、
多少音程がとれて歌えるようになったりと、
我々大人と変わらないような話し方をするようになっています。
日々のことで、「いつ」できるようになったのかを思い出せないのが悲しいくらいです。
子どもとは、毎日見ていると気付かない、小さな小さな成長を繰り返しています。
生徒さんと接していると、
全く読めなかったひらがなが読めるようになり、
上手に発音もできるようになり、
書けるようになったかと思えば、文章で読めるようになり、そして今では漢字にステップアップして……
と、着実に確実に成長をしてくれています。
そこで、是非保護者の方にもやってみて欲しいことがあります。
それは、お子さんの声を録音したり、動画を撮ったり、
話した言葉を記して残して欲しいということです。
表情は、写真や動画にも残りますが、
【言葉のアルバム】も、是非是非残して欲しいなと思います。
日々の生活は、明日も明後日も続いていくので、
「今日こんな面白い言葉を言った!」と、覚え続けることは難しいです。
瞬間のことなので、カメラで撮影できない場合もあるかと思います。
是非、お子さんの名言や迷言、珍言等を残してもらうことを(自戒を込めて!)強くオススメしたいです。
この先、お子さんがもっと大きくなった時に、
私達の心を優しく癒し、和ませてくれる思い出になると思います。
ひらがなを一つも知らかったあの日々も、
日本語で話してくれたらいいな…とヤキモキしていた日々も、
まだ見ぬ未来では、今目の前にいるお子さんとは、
明らかに違っています。
ですから是非、今この瞬間の表情だけでなく、
声や言葉も残して欲しいなと思います。
西本
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