レッスン日記
自分の言葉で
この優心のブログ記事ですが、思いついたままに、自分の言葉で書くと決めています。
先日、日本語能力試験の問題をレッスンでやっている際、
AIが文章を書くことについての問題を解きました。
レッスンの中では、問題を解きながら、どうやって解いていくのか等の話をしますが、
私はそれ以上に、内容理解を深める為に読解問題の内容について触れるようにしています。
読解問題は、実際の本の内容から一部分を抜粋したものが多いです。
海外に住む生徒さんと、その本の作家さんについてや、問題文になっている本のタイトルや内容、その作品の時期、引用されている記事について、
お互いの意見を話すこともレッスンの中で大切にしています。
なぜなら、生徒さん自身は今現役の学生であり、
まさに今を生きる若者達です。
現役の学生さんの話を聞くことは、私にとってもまた学びであります。
自分の知っている経験は、自分だけの宝物になっていますが、
人の意見は生きています。
私が学生の頃に感じていたこととは全く違います。
私が教えられることは、私が得た経験だけで話してしまうと、生徒さんに伝えられることは、古くなってしまうと思うのです。
日々のアップデートは大切だと思いますし、
時代や年代を越えて、その時その時で変化しているはずですから、
今を生きる生徒さん達の意見を、生徒さんの言葉で聞きたいのです。
そうすることで、その生徒さんの個性が見えます。
だからこそ、問題を解くこと以外に、問題文になっていることを話題にして話す、これが本当に面白いのです。
AIについて生徒さんと話していると、
勉強をする時や日常でも欠かせないと教えてくれました。
私もそうです。
身近なことから、レッスンのサポートまで、
既に欠かせない存在となっているAI。
これからますます便利になっていったとしても、
私は、これからも自分の思いを自分の感じたままに表現したいと思っています。
そこには温度があるからです。
決して自分の文章が上手く書けているとは思っていません。
AIの方が、きっと構成も正しいと思いますし、誤字脱字もないでしょう。
レッスンのアイデアをもらったとしても、そのまま使うことはありませんし、
ましてや文章を書いてとお願いすることもありません。
私「らしさ」が無くなってしまうことが嫌なのです。
日本語の先生ですから、自分の言葉で日本語を大切に扱っていたいです。
そんな話を生徒さんにお伝えすると、
生徒さんはうんうんと聞いてくれました。
「先生、それが一番大事」と、嬉しい言葉をもらいました。
AIはとても便利です。皆さんそれぞれの使い方があると思います。
しかし私は、これからも下手なりに、自分の言葉で表現していきたいと思っていますし、
生徒さんにも、自分で言葉を選んでいくことの大切さと面白さを、レッスンの中で伝え続けていきたいです。
西本
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