海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

自分で決めた事

2026年が始まり、1月の終わりが見えてきている今日この頃。

私が住む町は、毎日とっても寒いです。

今朝山の方を見ると、真っ白になっていたので雪が積もっているんだと分かりました。

生徒さんに話すと、「雪いいなー!」、と言われました。

皆さまの住む地域は、どのように過ごされていますか⁇

さて。

今日は私の話をしたいと思います。

我が家の上の子は、今年の春には四年生になります。

四年生になると、放課後にクラブ活動が始まります。

懐かしい〜!と感じられる方もいらっしゃるかと思います。

先日、クラブ紹介のプリントを持って帰ってきて、

「陸上クラブに入る!」と意気込んでいた我が子。

その姿を見て、思い出した出来事です。

私は小学生時分、四年生は剣道クラブ、五年生はバドミントンクラブ、六年生は陸上クラブに入りました。

初めてのクラブ活動、四年生の時に入った剣道クラブは、数あるクラブの中で迷って迷って剣道クラブに入りました。

沢山あって決められず、家でその話をしていた私に、

祖母が「剣道クラブにし!剣道かっこええやん!おばあちゃんは剣道クラブがええと思うわ!剣道にして!」と、

言われました。

人気があったのは一輪車クラブとバスケットボールクラブで、私は決めきれずにいたので、希望用紙に「けんどうくらぶ」と書いて提出しました。

そしていざクラブ初日に行ってみると、四年生から六年生までを含めると10人足らず。

その中でも女の子は私を含め五年生の一人、しかもその五年生は小さい頃から剣道を習っている、という上級者で、

私は、「あ……くるところ間違った…」と思ったあの日の気持ちを、今でもありありと思い出せます。

そこから毎週火曜日のクラブの日が、苦痛で苦痛で仕方なく、

四年生の一年間は、火曜日が嫌でたまらなかったです。

女の子が全然いない心細さ、

同級生の四年生は私以外二名の男子、

めーん!どーう!こてーーーー!と大声で叫ぶことへの抵抗感、

全てが苦痛でした。

それもこれも、きっと「自分で決めていない」ことが原因です。

祖母に言われたから剣道クラブに入った、

これこそが、私が苦痛であったことの原因だと思います。

心のどこかで、「私が入りたいって言ったんじゃないのに…」という思いが、ずっとずっとチラついていました。

「おばあちゃんに言われたから入った」と、ずっとずっと思っていました。

もし、迷った挙句、最終的に自分で判断していたなら、きっとまた少し違ったかもしれません。

しかし、私は最後まで自分で決めることができませんでした。

おばあちゃんが言ったから、どれでもよかったから、

自分で決められなかったから、

だから「私は悪くない」、「おばあちゃんのせいだ」って、

心の中でずっとずっと思っていたんです。

ここでの一年間は、学びではなく苦痛。

皆さん、心当たりはありませんか?

お子さんの選択と、自分の選択が違った場合、

自分の選択の方へ誘導したり、否定したり、

何だったら「こっちにしたら?」と、最初からこちらが決めたりしていませんか??

お子さんが、自分で決めなければ、きっと私のように、

誰かのせいにしてしまいます。

自分で自分の事を決められない、ということは、

自分の選択に自信が持てなくなったり、自分で自分の責任が取れなくなったりするんじゃないかなと、そんな風に思います。

大袈裟かもしれませんが、私は四年生だったあの日々を、

今でも苦い記憶として思い出せます。

まだまだ幼い頃は、

親や大人が選んで決めてしまっていましたが、

それでも、小さなお子さんでも、「どれがいいかな?」と自分で選択していく練習って、とっても大事なことだと思います。

命に関わるような、怪我に繋がるような選択は後押しできませんが、

お子さんが選んだ選択を、信じて見守りませんか⁇

今回、我が子が選んだ「陸上クラブ」、とっても良い選択だと思います。

その他にも、面白そうなクラブが沢山ありましたが、

私と我が子は違うのです。

ついつい大人は、「何かに繋がればいいな」と、下心が働いてしまいます。

選択を信じて、見守る。

心がけていきたいですね。

西本

カテゴリー