レッスン日記
漢字と季節の言葉
ゴールデンウィークも終わり、
日本では少しお疲れの一週間を過ごした方も多いのではないでしょうか。
例にも漏れず、私もその一人であります。
ゴールデンウィークの「だんじり」疲れが続いていて、
今週はどこか体の中に疲れが残った状態となっていました。
さて、今月の「五月」ですが、「五月〇〇」という言葉を皆さんも聞いたことがあるかと思います。
聞いたことがある言葉として、五月雨、五月晴れ、五月人形等が有名なところでしょうか。
その他にも、五月躑躅(さつきつつじ)、五月幟(ごがつのぼり)、五月蝿い……
この中で、「五月蝿い」という表現が日本語の面白い表現だなと感じます。
「五月」の「蝿(ハエ)」という漢字を用いて、「うるさい」と読みます。
ただこの「五月」が付く言葉、全て旧暦五月からきている言葉で、現在の暦とは時期がずれています。
「五月雨」も、梅雨の時期の雨のことですし、
「五月晴れ」も、梅雨の間の晴れ間をさす言葉です。
ですので、「五月蝿い」という表現も、
梅雨の時期のハエがうるさいことから、この表現が使われるようになりました。
まだこの時期は、カラッと晴れていて、コバエ等もさほど気になりません。
しかし梅雨の時期になってくると、何処からともなくコバエがうちの中にやってきて、煩わしく感じます。
生徒さんの中には、
「漢字ってつまんない、漢字は大変、書くのが難しい!」
などなど、色んな声が聞こえてきそう(事実聞こえています笑!)ですが、
漢字の一番素敵なポイントとして、
「一字で意味が分かる」
というところだと思っています。
例えば、「は」とひらがな一字で書いても分かりませんが、
「歯」、「葉」など、漢字にすればよく理解できます。
にわにはにわにわとりがいる
という早口言葉も、
庭には二羽鶏がいる
と書けば、一目瞭然です。
日本語を担当していても、小学一年生の国語の教科書や、ひらがなが多い絵本などは、読みにくいなと感じてしまうので、漢字はとても便利だと思います。
漢字の便利なポイントを踏まえて、
漢字の学習をしてみても面白いかもしれません。
例えばカタカナの言葉など、
「これって漢字で書くとどういう字なんだろう?」
というところから、漢字を調べてみる。
好きなアニメのキャラクターの名前が漢字なら、
そのキャラクターの名前の漢字の意味を調べてみる。
カタカナの名前なら、自分で想像して漢字の名前をつけてみる。
生徒さんの中で、日本語の漢字の名前をもっているのであれば、
どういう意味の漢字なのか一緒に調べてみる、
等も良いかと思います。
もう少し漢字のレベルがアップしてきたら、
「別の漢字で表現してみよう!」クイズも面白いかもしれません。例えば、
問題① 赤色洋風麺
問題②苺牛乳焼玉子
問題③林林
正解は……
①ナポリタン
②ショートケーキ
③ジャングル
でした!
漢字の意味から、答えが何かを想像してみるのも、
漢字がしっかり理解できているからこそできる問題だと思います。
「五月蝿い」のように、季節と生き物からきた言葉や、
昆虫や動物のようなカタカナの名前を漢字でどう書くか等、
学年順に漢字を覚えていく以外にも、
色んな言葉から漢字を覚えていくのも楽しいかもしれません。
西本
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