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レッスン日記

昔からの迷信

11月になり、今年も残りあと2ヶ月となりました。

皆さま、体調等崩されていませんか?

我が子は今月末、学校の音楽会があります。

皆さんの国には音楽会はありますか?

音楽会の練習!と言って、日々鍵盤ハーモニカで楽曲を練習しています。

ある日の出来事です。

鍵盤ハーモニカで練習をしていたのはいいのですが、

時間帯が夕方、もう外も暗くなってきた頃に練習をしていた我が子に、

「こんな時間に練習をしたら泥棒が来るよ!」

と、何気なく言いました。

つい、昔からのクセ、みたいなもので、何となしに言ったこの言葉。

ふと、昔祖母によく言われてたなぁ〜と思い出しました。

子どもの頃、祖母と暮らしていたので、こういう迷信のようなことをよく言われていました。

夜に口笛を吹くとヘビがくる、泥棒がくる、鬼が来る

子どもが火遊びをするとおねしょをする

これは私の祖母が言っていた事なので、地域差もあるでしょうし、

やってくる物もヘビだったり鬼だったり、泥棒だったり、はたまたおばけだったりで、違ってくると思います。

また、口笛ではなく別の事柄で言われるかもしれません。

いずれにしても、この迷信とは面白いなと思います。

実際、ヘビや泥棒は来ないのですが(来たらめっちゃ怖い)、

子ども心に「やっちゃいけないことなんだ!」と刷り込まれていました。

今回我が子にも、「泥棒がくるよ!」と口癖のように言ってしまいましたが、

昔の人の知恵と言いますか、ちょっとした優しさや、ユーモアを感じるわけです。

実際、夜に近いような時間帯で、楽器の練習をしたり、何か音を出せばうるさいと思います。(…口笛は……?)

それを、

「近所迷惑だからやめなさい!うるさいからやめなさい!」

と言ってしまうことは簡単です。

でも、相手のやっていることを否定していないな、と思うのです。

ただ、「泥棒がくるよ!おばけがくるよ!ヘビがくるよ!」のように、恐怖を感じさせて止めさせる。

ある種の脅迫をしている、と考えれば、

このやり方も最善ではないとは思います。

とはいえ、否定はしていない。

やり方としては手荒かもしれませんが、火を扱うことは危険が伴う、夜にうるさくしては迷惑になる、

という、注意を喚起する意味でできた言葉かと思います。

他にも、出掛ける前に爪を切って行こうとすると、

「親の死に目に会えない」と言われたり、

霊柩車を見かけたら、親指を隠しなさい。

北枕で寝てはいけない、等等…

これは、日本の中でも様々な言い伝えと言いますか、

迷信があるだろうと思いますので、

うちの地方ではこうですよ!というのがあれば、是非聞かせください!

以前、日本語学校で勤務していた時にも、この爪を切る話になった際、ネパール人の学生達が、

「ネパールでは、…」と、爪を切ってはいけない時間を教えてくれました。

学生達の話では、ネパールでは爪を切ってはいけない時間帯が多過ぎて、「いつ切ればいいんだよ!」と、

切るタイミングが難しすぎる、という話をしてくれました。

この迷信、文化的な背景が深く関係しているだろうな、ということは間違いなさそうです。

昔々の人々の、生活の知恵や、習慣、宗教観等が、

色々合わさってできたんじゃないかな、ということは想像ができます。

皆さんの住む地域、国の迷信も、是非教えて欲しいです。

なんだそれ!?という珍?!迷信、お待ちしています。

西本