レッスン日記
救世主、現る!〜生徒のひらめきに救われたレッスン〜
みなさん、こんにちは!
講師の豊田です。
今回は、レッスン中に生徒さんに救われたときのお話です。
Jくんとは、いつもルーレットを使って、「最近の○○だったこと」を話すアクティビティをしています。
ルーレットの中には『おもしろかった』『びっくりした』などのマスがあり、止まったところのテーマに合わせて、最近のできごとをお話してもらいます。
例えば、『たのしかった』に止まったときは、Jくんがお父さんと一緒に描いた絵を見せながら、「これがたのしかった!」と話してくれました。
彼はただ話すだけでなく、実物も見せてくれるので、質問が広がって会話がとても弾みます。
しかし、先週のレッスンでは、なぜかルーレットが不調…。
毎回同じサイトを使っていますが、その日は何度試しても、読み込めませんでした💦
「あ~、何回やってもできないな。どうしよう…」
と困っていた、そのとき…!
Jくんがおもむろに立ち上がり、机の上に消しゴムやカードなどを並べ始めました。
「僕が作るね!」
いろんな物を並べて中心に鉛筆を置き、あっという間に自作のルーレットを作り出してくれたのです!
Jくんのおかげで、無事にその日のルーレット活動をすることができました。
彼の柔軟なアイディアと素早い行動力に、とても感動しましたし、私のピンチを救ってくれたJくんには、とても感謝しています。
私はいつもPCやサイトに頼りっぱなしですが、彼が実際に物を触りながら自分の手で作ってみる姿を見て、子どもたちの「考える力」と「行動する力」のすごさを改めて感じました。
子どもたちは、大人が想像する以上に柔軟で、創造的で、問題解決力にあふれていますよね🌱
このような瞬間を見るたびに、レッスンは私が日本語を教えるだけの場ではなく、子どもたちから学ばせてもらう場でもあるなぁと実感します。
そして、その日のレッスンでは、もう一つ嬉しいことがありました。
Jくんとは、『文を作ろう』という活動もしています。
毎回テーマを選んでもらい、絵を見て、語群の中から文を自分で組み立ててもらうという内容です。
例えば、『海の中』というテーマのときには、海の生き物の絵とともに、「さかな」「やどかり」「わかめ」などの名詞と、「およいでいる」「つかまえる」「きれい」などの動詞・形容詞の語群を見せます。
そして、Jくんには情景を説明する文を自由に考えてもらうという、少し挑戦的な活動です。
「じゃあ、最初は誰のことを書く?」
「やどかり。」
「やどかりを…どうする?”食べる”?!」
「ううん!”やどかりを つかまえる”にする!」
というふうに、会話をしてアイディアを膨らませながら、一緒に文を作ります。
最近では、私のサポートをほぼ使わずに、一人で文を作ってくれることが増えました。
その日は、文をノートに書き写すときに
「僕、自分で書きます!」
と、板書に頼らずに自分でノートに書きたい!と言ってくれたのです✨
見せてくれたノートには、とても上手に「やどかりをつかまえる」と書いてありました。
「一人でやってみたい」「自分はできる!」という気持ちが伝わってきて、とても嬉しくなりました。
子どもたちが自分で挑戦しようとする瞬間は、見逃したくない大切な成長のサインです。
間違えても大丈夫、まずはやってみることが大切。
Jくんの姿から、その大切さを改めて教えてもらいました。
みんなが、できるようになっていく瞬間を見届けることができて、本当に幸せだなと感じます。
これからも、一緒に一歩ずつ、楽しんでレッスンをしていきましょうね🌸
豊田
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