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レッスン日記

恥を忍んで

昨年末から、上の子の一言が気になっていました。

「◯◯(自分)は◯◯(下の子)より絵が下手だから…」

「◯◯(自分)はバカだから」

と、何かがあると、事あるごとに自分を卑下するような言い方をするのです。

そんな事ないよ、と否定しても、なかなか上手く伝わっていない様子でした。

すると先日、ついにその思いが爆発してしまったのでしょう。

「母も父も◯◯(下の子)が生まれてから、◯◯(自分)への気持ちが減った!」

と言われてしまいました。

そんなつもりで接していたわけではないのですが、

本人がそう感じてしまっていたなら、きっとそういうことなのだと思います。

そして、そこから話し合いをしました。

上の子は、下の子が生まれた時に、所謂【赤ちゃん返り】みたいなものが一切ありませんでした。

三歳差なので、赤ちゃん返りするんだろうな、と思っていましたが、

そんな様子はなく、いつもニコニコしていて、下の子をとっても可愛がってくれていました。

親心に、「なんて良い子なんだろう」と思っていましたが、

今回の発言しかり、自分で自分の評価を低く言ってしまったり、の発言には、

上の子なりの上手く言えない思いが沢山詰まっていました。

もしかすると、遅くやってきた赤ちゃん返りかもしれない、とも思いました。

上の子と話し合っていると、普段の溜まっていた思いをポツリポツリと話してくれました。

生徒さんや、自分の友達には優しく話すのに、強く言わないでよ!

上の子だからって怒らないでよ!

子ども扱いしないでよ!

出るわ出るわ思いの丈。

こんな風に考えていたのか、という思いと、申し訳なさと、心が成長してきてるんだなという思いと、

話してくれて良かったなという思いと、色んな思いが私にもありました。

そして、ふと思い出された言葉があります。

まだ上の子が赤ちゃんで、助産師さんのもとへ母乳マッサージに通っていた時のことです。

その年配の助産師さんが、こんな事を話してくれました。

「今はおっぱい飲んでくれた〜って、それだけで嬉しくなるし、言葉もまだ話せないから、お母さんが一方的に話しかけてるだけだし、赤ちゃんだから怒るような事も何にもないけど、

少しずつ成長してくると、段々と怒る事も増えてきて、 そのうち注意する言葉ばっかりになって、

口を開けば叱ったり、注意する言葉ばっかりになっていって、いつの間にか怒る言葉しか話してない、なんて日がくるよ。こんなに可愛い赤ちゃんの時もあったのにねって、思い出す日が来るよ〜」

その時は、上の子の体重が増えなくて悩んでいて、

助産師さんの言葉が遠い未来のことで、私には別世界の話だと思っていましたが、

今その未来がやってきて、子どもの成長と共に、

助産師さんのあの言葉がずっとぐるぐる回っています。

あの時の私に、

「本当にそんな未来が来たよ!今目の前の可愛い赤ちゃんに、あなたいっぱい怒ってるよ!」

と言いたいです。

皆さん、どうでしょうか?

あんなに可愛い赤ちゃんだったお子さんに、

怒ってばかり、怒鳴ってばかり、そんな事はありませんか⁇

分かっていてもイライラしたり、ヤキモキしたり…

子育てとは、そういうものだと言われればそうかもしれません。

こちらも人間ですから、怒ります。イライラもします。

あの頃の赤ちゃんに話しかける言葉が、

怒ってばかりだったり、宿題したの?、

ゲームばっかり!YouTubeばっかり!

もう片付けて!の指示や命令ばかりになっていませんか⁇

今回上の子が大爆発をして、私は反省しました。

そして今回、私の恥を晒して、皆さまにも今一度お子さまに対する声掛けについて、

一緒に考えて欲しいなと思います。

自分が言われたら嬉しい声掛け、

嬉しくない声掛け、

子ども時代を過ごした我々は、きっとよく分かっていると思います。

気分が明るくなる声掛け。

言われると嬉しくて、つい調子に乗ってしまうような声掛け。

我が子にも生徒さんにも、

そんな声掛けをしていきたいです。

西本

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