海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

得意な事は何ですか?

自分の得意な事、苦手な事、大人の皆さんは自覚されているかと思います。

私はと言いますと、オンラインで日本語を教えていながらも、機器の操作がとんでもなく苦手です。

また、横文字で話されるのも苦手です。

例えばですが、

「キャッチアップ早いね!」とか、

「リスケしたいんですけど…」

既に生活に馴染みつつある横文字の言葉、

頭に???が浮かんでいます。

ニホンゴデハナシテクダサイ、そんな気持ちになります。

今回我が子のお話です。

上の子は現在小学3年生。学校での学習で、

タブレットを使っています。

キーボードもついているタイプで、タブレットとしても使えますし、ノートパソコンのようにも使えるタブレットです。

そのタブレットが、4月からはiPadへ移行するという事で、

先日学校で初期設定をクラスのみんなでやった、と教えてくれました。

全員が赤白帽子を頭に被り、先生が順番に指導していったそうです。

分からなくなった時点で帽子の色を白から赤に換えて待機し、先生にサポートしてもらう、というシステムだったそうです。

帰ってきた我が子は、

子:「今日学校でiPadで設定したんやけど、クラスのほとんどが赤帽でさ、全員終わるのに2時間かかってん!

◯◯(自分)だけで設定したら3分で終わるのに、

何でみんな分からんのかな🤷」

私:「じゃあ助けてあげたら良かったやん?◯◯は終わってから何してたん?」

子:「え、ずっと白帽のまま待ってた」

分からずにオロオロしているクラスの子に、手伝ってあげたら良かったのに……

そう思っていましたが、そこまで気が回るようなタイプでもなく、

我が子はひたすら待っていた、との事でした。

機器の操作が小さい頃からとっても得意だった我が子。

YouTubeを見ながらプラレールを改造したり、

動画の編集をしたり、

私にはさっぱり理解できないことを、ほいほいとやってのけるのです。

一方で、下の子はこの手の機器操作が苦手で、

上の子に操作をお任しているので、一向に覚えられません。

しかし、下の子は下の子で絵が得意で、昨年も絵で表彰されました。

生き物全般の絵を描くのが本当に上手で、驚くほど躍動的で細かい絵を描きます。

二人を見ていると、全く対照的です。

凸凹が違っていて、上の子ができないことを下の子が、

下の子ができないことを上の子が、

そして二人ともが得意な事、二人ともが苦手な事もあります。

ですから、見ていてもとても興味深いです。

保護者の皆さんは、お子さんの得意な事、苦手な事をご存知かと思います。

また、自分自身の得手不得手も理解していると思います。

自分にとって苦手な事が、得意な事を抜くことはなかなか難しいと、大人の皆さんなら少し体感として知っていると思いますが、

苦手だから努力する、でも苦手だから続かないし、嫌になるという経験は、多かれ少なかれあるかもしれません。

それなら、得意な事を伸ばしていく方が、時間の使い方としては賢明かもしれません。

いやいや先生、そうは言っても勉強で苦手なこともあるでしょ?やらないなんて無理!と思われるかもしれません。

学校の中では避けられない、

そういう事もあるかと思います。

全くやらなくてもいい、という意味ではなく、

人には得手不得手があるのです。

苦手や、できない、に時間を割き続けるよりも、

楽しい、好き、得意な事に時間を割く方がずっと良いなと思うのです。

得意な事を伸ばしていけば、苦手なこと、できないことが少しでもできるようになるヒントを得るかもしれません。

得意な事を伸ばした結果、それが誰かの助けになれば、

その誰かが自分の苦手をサポートしてくれるかもしれません。

我が子達のように、凸凹を補えることもあると思うのです。

人は人と関わっていく生き物です。

自分の得手不得手は、きっと誰かの得手不得手と、

凸凹が合う時があります。

お子さんの好きな事、得意な事は何ですか?

我々大人は、好きな事、得意な事を、全力でサポートしてあげたいですね!

西本