海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

学ぶモチベーション

最近、こんな出来事がありました。

その生徒さんは、お父様が日本人です。

小さい時は日本で過ごし、その後お母様の母国で数年過ごし、小学生の途中でまた日本へ戻ってきました。

日本語も完璧でない中でお母様の母国へ行き、

その国の言語が話せるようになったかと思ったら、

また日本へ。

お母様の母国の言葉の方が、日常生活に困らないレベルになり、

日本語の方が、「外国語」になってしまった生徒さんは、

日本の公立小学校では、毎日何を言っているのか分からない状況だそうです。

勉強が分からない、お友達とも話せない…どんどん孤立していきます。

その中での心の拠り所は、【オンラインゲーム】でした。

それなのに、最近では「日本語を話さないから!」という理由で、自宅でのゲームが禁止になり、

YouTubeも「日本語のものだけ」というルールになってしまったそうです。

聞いていて、とても胸が痛いです。

これ、我々保護者としても、とても耳が痛いお話だと思います。

日本語の学習でも、その他の学習でも何でも、

「やることをやらないから」という理由で、

お子様の好きなゲームや動画等を、こちらが勝手に制限してしまったりしていませんか⁇

そのルール、親が一方的に決めてしまっていませんか⁇

大人の我々は、好き勝手に際限なくスマホを使っているにも関わらず、

「仕事をしている」を印籠の如く掲げて、タブレットやスマホをこれでもかと使っています。

勿論、勉強時間も大切で、子どもたちの脳を休ませること、目を休ませること、機器への依存度等を鑑みて、

こちらがある程度は制限しなければならないでしょう。

ただ、好きなことや息抜きになるようなことを制限されてしまうことは、やはりストレスになってしまうと思います。

「はい、今日からあなたのスマホが使える時間は2時間です」と言われれば、私達も困ってしまいませんか⁇

「これから空いた時間、家の掃除をしてください。ご飯を作ってください。片付けをしてください。掃除に関する動画、料理の動画だけなら見てもいいです。ドラマ、映画、SNSは一切禁止です。」

皆さん、どうでしょうか。

「自分がされて嫌なことはしない」と教わってきたのに、

お子様が嫌がることはしても良いのでしょうか…

「そうは言っても先生、ウチの子ゲームばっかりして勉強しません!」

そうなんです。分かります。

とはいえ制限したとて、やりたくないこと、嫌々やらされていることは身に付きません。

そもそもネガティブな感情からやっていることなので、モチベーションも低いです。

こんなブログを書いていながら、ではどうすればいいか、という答えを用意していないので、

言いっぱなしで申し訳ありません。

私がお伝えしたいのは、お子様の好きなことを制限し過ぎないで下さい、という事です。

制限したとて、空いた時間が学習に当てられるかは分かりません。

あれもダメ、これもダメで、子ども達を八方塞がりにしてしまっては、せっかくの親子の関係も不安定になってしまいます。

日本語でも何でも、学習に取り組みたくなる「仕組み」があれば、学習と遊びとが両立できるのではと思います。

我々講師と保護者の皆さんと、お子様がより良くなるように情報を共有しながら、一緒に見守っていく姿勢が大事なのは言うまでもありません。

その中で、最も重要なことはお子様の気持ちを一番に考えることです。

これは、決して蔑ろにしてはいけません。

先生にお話聞いて欲しいな、相談したいな、ということがあれば、是非講師との面談制度をご利用下さい。

一緒に考えていきましょう!

西本

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