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レッスン日記

季節の言葉

今回は、先日行った【参観日】についての続きのお話です。

参観日の授業(国語)のテーマが、「春」ということで、

「春」という言葉から、何を連想していくのか、という言葉の連想ゲームやっていました。

子ども達は、ノートの真ん中に「春」と書き、

そこから派生して何を連想していくのか、私も(勝手に)授業をしている気持ちで見入っておりました。

保護者の方も、「春」と言えば、何を思い浮かべるでしょうか?

日本の「春」を想像すると、桜や入学式等の言葉が出てきたり、食べ物や生き物を想像されるかもしれません。

もしかすると、皆さまが今住んでいる地域には、「春」と呼べる季節がない所もあるかもしれません。

「春」という言葉一つとっても、日本に住む我が子と、日本以外に住む生徒さんとでは、「春」に対するイメージが全然違ってくると思います。

皆さんの住む国ではどうでしょうか?

「春」は何月ですか?

「春」と呼べる季節はありますか?

日本で過ごしていても、昨今では四季が曖昧になっているように感じます。

それぞれの季節が長かったり、極端に短く感じたり、

私が子どもの頃よりも、春夏秋冬を感じにくくなりつつあるのかな?と、

そんな風に思うこともあります。

特に秋。日本に住む講師の方々にもお聞きしたいとろこですが、

私個人としまして、秋が短いなと感じます。

夏が長く、やっと涼しくなった〜と思ったら途端に冬…

日本の四季って、こんなだったかな?と感じることもしばしばです。

この週末、お隣の方に、空豆とうすいえんどうをお裾分けしていただきました。

昨年もその前の年もいただき、今年またいただいたことで、先日の参観日の事を思い出しました。

下処理をしながら、

「昨年も食べたなぁ〜」と思い出しつつ、

季節の恵みを食べられる幸せを感じると共に、

「あぁ…春だな」と感じました。 

先ほどお話した、「春」という言葉の連想ゲームで、色んな言葉を想像されたかと思います。

皆さんが想像されたどの言葉も、「春」を想起させる言葉達だと思いますが、

今住む町では、「春」と呼べる季節が無くても、

日本の「春」を感じることはできなくても、

季節の行事や、その時期ならではの食べ物や慣習のようなものが、皆さんの地域にもあるかと思います。

それが日本の「春」とは全く違ったものであったとしても、

今住む町の季節や、生活の中に根付く文化も大事にして欲しいなと、私は思っています。

季節を意識することは、「時間」を意識することにも繋がると思います。

カレンダーで日付を見るだけではなく、

その時期だけに香る町のにおいや空の色、その時期にしか聞こえない音等もあるかもしれません。

気に留めなければ見えないこの季節を、是非保護者の方にも言語化してもらい、お子様に伝えて欲しいと思います。

「陽が長くなってきたね〜」

「最近蒸し暑くなってきたね」

「今日は少し肌寒いよ」

「◯◯のにおいがするね〜!」

「◯◯が鳴いているね!」

など、五感を表現する言葉を、沢山沢山使っていただきたいです!

そうすることで、「これが◯◯か」と、五感で感じた記憶と言葉とが繋がっていくと思います。

普段のレッスンでは、季節の名前や年中行事を取り扱いますが、

日本語を勉強するだけでは、日本の何もかもを知ることはできません。

また、私達がレッスンの中でお伝えできる【日本】も極々一部です。

今住む町の季節のことも、自分達のルーツがある日本の季節のことも、

私達と共にお子様にお話していただければ、とても嬉しく思います。

是非、住んでいる町の季節に関する言葉をお子さまと一緒に探してもらい、

今しかない季節を楽しんでもらいたいと思います!

P.S.

我が家では、そろそろ毛虫の季節がやってきます…

毛虫も生きている、と思えば大切な命…

早速ホームセンターに行って来ようと思います。

西本