レッスン日記
夢をかなえるゾウ
というお話をご存知でしょうか。
2007年に出版され、当時本屋さんでよく見かけていたことを覚えています。
また、ドラマになっていたことも知っていましたが、
見たことがありませんでした。
どんなお話なのかなーと、気になりつつも、
当時大学生だった私は、現存する作家の方の話よりも、
明治大正昭和初期に書かれた文学作品の方に心惹かれる学生だったので、
ちっとも読む気にはなれずにいました。
そしてその作品を令和の今、20年近くの時を経て、私は読書中なのです。
なぜかと言いますと、それは生徒さんとのレッスンがきっかけです。
その生徒さんが、寝る前にお母さんに読んでもらったというこの「夢をかなえるゾウ」のお話について、
作文を書いてきてくれました。
作文の課題は、「夢をかなえるゾウを読んで」、ではなく、
全く関係のないお題でした。
しかし、作文の中で引用されていたこのお話、
生徒さんの作文を元にインタビューしていくと、
「なんて興味深い話なんだ!これは読んでみたい!」と思ったのです。
生徒さんの作文のエピソードでは、寝る前にお母さんがこの本を読んでくれていたけれど、いつも途中で寝てしまう、ということでした。
本の内容はもちろん気になりますし、何よりお母さんとの読書タイムが素晴らしいなと思いました。
つい昨年までは、子ども達が寝る前に絵本タイムを設けていた我が家ですが、
子ども達が大きくなるにつれ、その時間がいつの間にかなくなってしまっていました。
生徒さんのお話を聞いて、いつしかやらなくなったこの習慣をまたやりたい、という思いと、
私自身の読書量が減っているから本を読みたい!それなら寝る前の読み聞かせの時間に、私が読みたい本を子ども達に読んであげればいいのでは?、と思い、
「夢をかなえるゾウ」を読み始めたというわけです。
この本、本当に面白いです。
小学生と幼稚園児の子ども達も、ケタケタと笑っています。
このお話の中には、本の表紙になっているゾウの神様『ガネーシャ』が出てきます。
そのガネーシャが、主人公の男性に様々な課題を与えます。
その課題を通して、主人公が成長していく、というお話なのですが、その課題もとても面白いのです。
我が子達も、「ガネーシャの今日の課題は何?!」と、
この読書タイムを楽しみにしています。
課題も一つ二つではなく、沢山出てきますし、課題ごとのエピソードがそこまで長くないので、飽きずに聞いてくれます。
そしてそこで、音読をしている自分を客観的にみることができます。
話すスピード、声色を変えること(ガネーシャは関西弁なので、普段以上の関西弁で大袈裟に読んでいます)、
お話の間合い等、考えながら読むのも楽しいですし、
何より活字に触れていることが新鮮です。
自分一人でお話を読むのも楽しいですが、
子どもの頃、学校の先生や大人の人が読んでくれる絵本や紙芝居は、ジッと黙って聞き入ってしまっていませんでしたか?
自分で読むよりも、人が読んでくれるお話って、ついつい聞き入ってしまうものです。
それが、お母さんが読んでくれる、となると、
きっと子ども達は聞きたくなるものだと思います。
我が子達は、「今日もガネーシャ読もう!」と言って、
寝室へ行きます。
ことお話を読んで、必ずしも、子ども達が読みたい本でなければならない、なんてことはないんだなと感じましたし、
子どもの為に本を読む時間をとっている、
自分も読書ができる、と、良いこと尽くしなこの最近の読書タイム、是非おすすめしたいです。
ガネーシャの課題については、またの機会にブログで書きたいと思います。
学びがあり、ハッとさせられ、読み終わっていないのに、
すでに読み返したいと思っているこのお話。
お子さまとの読書タイムに、「夢をかなえるゾウ」をおすすめしたい!ということ、
大人が読みたい本を子どもに読み聞かせしてみては、というご提案でした。
西本
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