海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

作文のレッスンにて

最近、作文のレッスンを行いました。

テーマは、クリスマスまでの過ごし方です。

宿題になっていたので、レッスンで発表してもらいました。

書かれた作文を読んでもらい、一緒に内容を確認していきました。

書いた作文をもとにインタビューしていくと、書いていること以外のことを話してくれます。

書かれていないことは、こうしてインタビューをしてみないと分からないので、私は必ず作文の内容を掘り下げていきます。

生徒さんのお家では、小さい時から作ってきた、クリスマスのオーナメントや幼稚園での制作物を、

その他のクリスマス飾りと共に自宅に飾るそうです。

「どんな物を作ったの?」と聞いてみると、

「上手じゃないけど…」と言って見せてくれたのは、

家族の絵が描かれたお皿や、ワインのコルクで作られたクリスマスツリーのオーナメント、

その他可愛い動物の人形や、お母さんと撮った写真等、

どれもこれもが素敵な思い出ばかりでした。

生徒さんは恥ずかしそうでしたが、それらを見せてもらった私は、思わず胸が詰まってしまい、涙が出てきました。

そこには、家族の愛情が沢山詰まっていたからです。

生徒さんが、幼い時から大事に大事に育ててきてもらったこと、

今日まで元気に大きく育ってくれたことに、私まで感謝の気持ちを感じました。

私にも子どもがいますので、思いを重ねて、レッスン中にも関わらず感慨深くなってしまいました。

普段、生徒さんの保護者の方ともやりとりをしているので、生徒さんの様子や、学習のお話を聞いている分、さらに感情移入してしまいました。

その後、こんな風に作文を書くと、もっと良くなるよ、というアドバイスをさせていただきましたが、書いてくれたものでも、既に素晴らしい作文でした。

生徒さんが見せてくれた写真を思い返すと、今でも胸がいっぱいになります。

普通の親子写真、と言われればそうかもしれませんが、

お母様と一緒に写っていた、幼い生徒さんとの写真は、私にとってはとても美しい物でした。

12月になり、クリスマスまでのカウントダウンが始まっています。

担当する生徒さんの地域は、ほとんどが北半球です。

私も、日本に住んでいます。

世界では、まだまだ平和な世の中だとは到底言えません。

生徒さんのクリスマスのエピソードを聞き、

【世界平和】を、心から願わずにはいられません。

昨夜日本では、青森県と北海道の方で大きな地震もありました。

2025年が終わりに向かっていく中で、少しでも多くの人が、平和で安心できる世界になって欲しいなと心から感じます。

西本