レッスン日記
体調不良からの気付き
2月に入ってからも、子ども達の学校や園では学級閉鎖が止まらず、
年末から何回目なんだ…と。
かつて、こんなに学級閉鎖があったかというほどです。
そんな我が家でも、先日下の子が発熱。
「園でもインフルエンザ流行ってるし、明日は病院に連れて行ったほうがいいな…」
と、思いながらその日は過ごしていましたが、発熱してものの2時間くらいで、37度台だった熱が39度まで上がりました。
リビングに布団を敷いて寝かせていたので、目を覚ました我が子を見て、
水分を、と思って近寄ると、いつもとは明らかに様子が違いました。
寒くて震えるような様子とは違う震え、目の焦点も合わず、
呼びかける声にも反応をしないのです。
叩いてはいけない気がしたので、ひたすら声をかけ続けました。
すぐに夫に動画を撮ってもらい、小児救急へ連絡をしてもらいました。
生まれて初めて救急車がうちへ来ました。
救急車が来るまでの間、病院に必要なものを用意しました。
上の子が、下の子の為にとテキパキ動いてくれました。
涙を流しながら、「一緒に病院へ行く!」と言ってくれましたがすでに夜、お家にいて欲しいとお願いしました。
救急車に乗って知ったことですが、
救急車の中でも沢山質問をされ、すぐには出発できないことが分かりました。
救急隊員の方々が凄く親切で、冷静で助かりました。
私は、落ち着かなかれば、という気持ちと恐怖とで、体がずっと震えていました。
冷静を保つ為に、「明日の授業の連絡をしなきゃ」とも感じていました。
子どもの体調が急変し、病院へ行く前の救急車の中で、急に、今から一瞬先の未来も想像がつかなくなり、
突然時間の感覚が分からなくなりました。
この子はどうなるのか、何か大きな病気が隠れていたら…
万が一、なんてことを考えたりもしました。
すると、普段些細なことで怒ってしまっていることをいつも以上に後悔し、ご先祖様や世界中の色んな神様に祈りたくなりました。
数日経ち、今はすっかり元気になっています。
人は、頭では色んなことを想像し、理解した気持ちでいます。
しかし、本当に「いざ」という時が来た時には、
「想像した」気持ちとは大きく違って、本当の意味で心から理解できます。
今回のことで改めて分かったことは、
本当に大切なことは、子ども達が元気に笑ってくれていることだけで、それ以外のことはラッキーなんだということです。
勉強ができる、スポーツが得意、絵が上手。
そんな事は、「生きている」ことに比べれば、大したことではありません。
生きていてくれているだけで、それだけで素晴らしいのです。
英語が話せなくても、算数ができなくても、
漢字の書き順が違っても、字が汚くても、
部屋が散らかっていても構いません。そんなことで死にません。
勉強ができるようになって欲しい、日本語ができるようになって欲しい、良い大学へ行って欲しい、良い会社に就職して欲しい。
色んな「〜欲しい」という思いは、子ども達が大切だからこその願いです。
せめて自分くらいには、…いや自分以上になってくれたらいいな…。
生きてくれているだけでいいはずの我が子達に、
我々大人は、色んな思いを委ねてしまいます。
今回の出来事を通して、改めて元気に笑ってくれている日々に感謝しました。
目の前の我が子達、そして生徒さんの笑顔が見られるだけで、こんなに有難いことはないです。
しかし、日々を生きていると、どうしてもその一番大切なことが埋没し、
「生きてくれているだけで有り難い」という、理解しているはずの気持ちも見えなくなったり、忘れてしまいます。
今回の出来事で、改めて心に深く深く留めておきたいと思いました。
どの人も、生きていることが素晴らしいと、心から感じた出来事でした。
西本
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