海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

レッスン時のマナー

 お子さん方あるいは保護者の方々は、それぞれに異なる目的やご期待をお持ちになってレッスンに参加されて

いることと思います。 例えば、日本人学校の内容に合わせてほしい、日本にいらっしゃるおじいちゃん・おばあ

ちゃんと話せるようになりたい、少しでも日本語に親しんでほしい…などが挙げられるでしょう。 レッスンが始

まると、ほとんどのお子さんは、まずエネルギーいっぱいに「せんせい、こんにちは。げんきですか? 」、レッス

ンが終了すると「さようなら! 」と挨拶をしてくれます。 また、レッスンの途中で、喉が乾いたときは、講師か

ら許可をとってからカップを口にする、学校から帰ってきたばかりでお腹が空いているときには、「せんせい、す

ぐにたべるから、画面消していい? 」と自分が食べる姿を講師に見せないように気遣いができるお子さんも多数

いらっしゃいます。逆に、講師である私も、どうしてもレッスン中に何 かを口に入れる必要が生じた場合は、必

ずお子さん方から許可を取るようにしています。

 さらに、あるお子さんは、Zoom から退室する際、すぐに「ブチッ! 」と勢いよく消さず、「 じゃ、消します。

3、 2、1、0!さようならー!」と、丁寧に終了することを習慣にしています。

それぞれのお子さんがレッスンを通し、少しでも学習上の進歩が見られたとき、勿論、一講師として喜びを感じ

ます。

 しかし、それ以上に「人に対しての気遣 い(マナー ) 」ができる姿を目の当たりにするたびに、大変に嬉しい

気持ちになります。なぜなら、これからの未来を築いていくお子さん方にとって、学習的知識を獲得することだ

けでなく、 社会的マナーを同時に身につけることも大切なことだと思うからです。

 ですから、講師からの学習に関する質問に正確に答えられたときだけでなく、お子さんなりにマナーを守ろう

と努力 している姿が見られたときにも心から拍手をおくり、バランスの取れた成長を助長するお手伝いができれ

ば幸いに思い ます。(東 )