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レッスン日記

モノより思い出

このキャッチコピーを覚えてらっしゃる保護者の方はいらっしゃいますでしょうか?

調べますと、1999年日産セレナのCMで使われたキャッチコピーだそうで、

当時まだ子どもでしたが、このフレーズは子供心にも残るフレーズでした。

その後大学生になり、友人と誕生日プレゼントで「どんな物が欲しいか」という話題になり、

友人が「モノより思い出」と返してきた時に、ハッとしたことを鮮明に覚えています。

さてさて。

話は変わりまして、海外に住む生徒さん達は卒業式を迎えられた子や、夏休みがスタートした生徒さんも多くいらっしゃるのではと思います。

保護者の方からもお休み連絡をいただくようになり、

「夏休みがやってきたな」と感じています。

生徒さんと夏休みの話をしていますと、楽しそうなご予定がチラホラ聞こえてきます。

日本とは少し違う季節で、日本の学校よりも長いお休み、この期間に生徒さんは様々な経験をされるかと思います。

中には、日本に帰ってくる生徒さんもいるかと思います。

日本に帰ってくるご予定がある方は、

いつも学習している日本語を使う絶好のチャンスです!

日本のご家族と話す以外にも、是非挑戦して欲しいことがあります。

それは、日本のお店やレストランで、お店の方に話しかけてもらいたいということです。

保護者の方は、お子さま達の言葉を汲んで、日本語が上手に話せなくても、伝えたいことを聞こうとします。

しかし、他人はそうではありません。

自分の持つ語彙量がいかほどか、相手への言葉遣い、目線、人との距離感等、色なことが一瞬で学べるのが「話しかける」ことだと思います。

そばに居るでも構いません。遠くから見守るでも構いません。

家族以外の日本人と話す機会に挑戦してもらいたいのです。

この夏休み、日本語のレッスンをお休みされる間、

普段レッスンを受ける以上の体験や経験が、生徒さん達の心を成長させてくれます。

レッスンをお休みされることを申し訳なく感じられる保護者の方もいらっしゃいますが、

そんなことはありません!!!(少なくとも私は!)

おもちゃやゲーム、服を買ったりお菓子を買ったり、

モノを買ってもらう以上に、体験や経験はずっとずっと心に残ります。

保護者の皆さまも、かつて子どもだった頃、

買ってもらった物とエピソードとが、ずっと心に残っているものもあるかと思います。

どんなおもちゃをどれだけ所有していたのか、記憶にありますでしょうか?

「物」というのは、時に邪魔だなと思ったり、捨てたいけど捨てられない、「物」としてあり続け、物理的なスペースをとります。

しかし、体験や経験は、心の栄養となり、ずっとずっと残り、物以上に心を豊かにしてくれると思います。

どうでしょうか。

物理的な「物」と、子どもの頃の「体験や経験」、

どちらが記憶に残っているでしょうか??

この夏、生徒さん達がどんな体験や経験をするのか、とても楽しみです!

是非、「モノより思い出」精神を頭の片隅に置いてもらい、沢山の思い出を作ってもらいたいです。

夏休み明けのお話を楽しみにしていますね!

西本