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レッスン日記

ビンゴ!ビンゴ!ビンゴ!

レッスン内の学習ゲームの一環で、ビンゴを用いることがしばしばあります。

 「ビンゴ 」と聞くと、ランダムな数字が印刷されたシートを手に、読まれる数字を消していくというイメージ

をお持ちの方がほとんどだと思います。

 ルールはその「ビンゴ 」とほぼ同じです。が、レッスンでの「 ビンゴ」はシートに描かれて( 書かれて)い

るものが異なります。

 その時に学習している内容に合わせて、「 ひらがな」「やさいのなまえ 」「くだものの絵 」「その日に習った漢

字 」「 どうぶつの絵」…などたくさんのレパートリーがあります。

 フラッシュカードで様々な分野の語彙を紹介・学習することも、それなりに効果が期待できる教材であると思

います。しかし、フラッシュカードはどちらかというと、ともすれば「受動的学習 」の範疇に入る場合があります。

 その点「ビンゴ 」は、「言葉 」「字 」「絵 」をお子さん自身で、見つけることを求められる「能動的学習 」で

あり、効率的に、確実に、そして何よりも「楽しく 」学習することを可能にしてくれる教材であると思います。

 レッスン内では、「ビンゴ 」になると、「やったー!ビンゴだー! 」と大喜びするお子さんが大多数です。こ

の「ビンゴになった=勝った 」という感覚もお子さん方にとっては、たまらないもののようです。

 さて、「ビンゴ 」にまつわるエピソードを一つご紹介したいと思います。シンガポール在住のRさんは、いつ

も溢れんばかりの可愛らしい笑顔をたたえ、レッスンに参加してくださる素敵なお嬢様です。Rさんと「くだも

のビンゴ 」をしたときのことです。

 読み上げられたくだものを一つ一つ消しながらゲームを進めていき、なんと講師である私が「 ビンゴ!」にな

ってしまったのです。そっとRさんのシートを見てみると、半分以上の果物が消されていません!

「 え?Rさん、どうしてくだもの消してないの?」

「 うーんと。だって…」

「 ???」

「 だって先生が負けたらかわいそうだもん!」

 人の立場を思いやることができるRさんの温かさに感謝しないではいられない瞬間でした。( 東 )