海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

ストーリーづくり

レッスン内で、毎回お子さん方に取り組んでいただく課題の中に、「 ストーリーづくり」があります。

 数コマの絵を見て、なにが起きたのか、登場人物は何と言っているのかなどを自分で考えて、表現する活動で

す。

 どのお子さんも、はじめのうちは、「くまが歩いてる…ともだちに会った…料理作った… 」と絵に見えるままの

状況説明をすることが多いのですが、徐々に、絵に描かれている細かいところ、或いは描かれていないことま

で、自分の想像も加えて徐々に説明をしてくれるようになります。

 今週の絵は、

「くまが歩いている 」

「うさぎに会って、うさぎから人参をもらう」

「くまが料理を作っている 」

の3コマです。

ここで、二人のお子さんの考えたストーリーを紹介します。

韓国在住のJくん。

「くまさんが歩いていて、うさぎさんが『はい、どうぞ 』ってにんじんくれた。くまさんはそのにんじんで、ご

はんをつくった。そのごはんを、うさぎさんに少しあげた。」

カナダ在住のSさん。

「 くまさんが、ズボンとシャツを着て森の中をお散歩してたの。そうしたらうさぎさんが、自分で作ったにんじ

んを、『 くまさんがよろこぶかなー』って思ってくまさんにあげたの。それでくまさんは、にんじんでカレーラ

イスつくって、とてもおいしかったと思う。」

他にも、「 くまさんは、冬に寝る( 冬眠をする)から、全部自分で食べちゃったと思う。」「 くまさんのお誕生日

だったから、にんじんくれた。」などお子さん方の想像力はとても豊かです。

 その想像した内容は可愛らしいものばかりですが、なによりも「日本語で表現してみよう 」とする意欲がとて

も尊いと思います。間違えることを恥ずかしがらず、安心して自分の伝えたいことを表現することのできる雰囲

気を作るようにしていきたいと思います。( 東)