海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

ゲーリックフットボール

 レッスンに参加されているお子さんたちの殆どが、何らかのスポーツにいそしまれています。

 イギリス在住のKくんは、スイミングスクールからの認定証を誇らしげに見せてくれたり、カナダ在住のSさん

は、ジムナスティックの選手に選ばれたと歓喜の報告…それぞれに日々の努力から生まれた結果を伝えてくれま

す。

 アイルランド在住のSくんは、アイルランドの伝統スポーツ「ゲーリックフットボール 」のグループに属して

プレイしています。私は、「 ゲーリックフットボール」というものをSくんに出会う前は知りませんでした。いわ

ゆる普通のサッカーとの違い、その面白さなど、以前よりレッスン内で目を輝かせながらお話ししてくれていま

した。

 2週間前、ゲーリックフットボールの写真、動画を用意させて頂き、説明してもらう課題(できる限り日本語

で説明する )に取り組みました。英語が混ざってしまっても、「 とにかく伝えたい!」という気持ちが大切。私

に伝わらないと分かると、実際にボールを持ってきて、どういうルールがあるのか見せてくれたり、説明してい

るうちに「パスする 」「ドリブルする 」「 とくてんする」「 はんそく」など、講師の言っていることを繰り返し

言うことで覚えたり、賑やかなひとときを過ごしました。

「日本語で話す 」ことを促す際、間違えることを恥ずかしがったり、あるいは話したくても表現できない( 学

習している語彙数が少ない)など、様々な要因が立ちはだかり、いまいち「話す 」ことに積極的になれないお子

さんも少なくありません。

 しかし、自分の興味のあること、しかもそれを相手に「 分かってもらいたい!」という動機が付加されたと

き、それまでレッスン内で見せなかった姿を見せてくれることが多々あります。

 一人ひとりのお子さんの興味をも大切にしながら、それをレッスンに活かしていきたいと常に考えています。(東 )