レッスン日記
「やればいいじゃん」と言われても動けない理由|子どもと考えた
先週末からシルバーウィークが続き、学校も休み。
突然上の子が、「暇だ〜」と言うのです。
夏休みに導入した我が家のポイント制度で、読書ポイントは続いているのですが、
読書以外にも別のことをやりたい、暇だ〜と言うのです。
私にしたら、暇なんて贅沢!羨ましい!と思ってしまいますが、
そうか、暇なのかと、うーんと子どもと考えました。
その時に、先日の理科のテストで思うような点数が取れなかったという話を思い出しました。
そこから、「暇なら教科書読んでみたら?」と言うと、
「それは嫌、無理」と即答。
「暇だけどそれはやりたくない」と言うのです。
そりゃそうです。
自分が子どもの頃を思い出しても、
暇だなぁ〜…と感じた時に、
「今日は暇だし、勉強でもするか」となったことなんて一度もありません。(え、ありますか?)
でも大人になったらみんな一度は感じるのではないでしょうか。
「あーあ。もっと勉強しておけば良かった」と。
そして我が子に、
「理科のテストさ、もっと点数取りたかったって言ってたやん。やればいいんじゃない?本読めばいいんだよ」と言いました。
そうすると、「まぁ、確かに」と、少し納得したようなしていないようなした様子でしたが、
「分かってんねん!やけどなんかな〜…そういう気分にならんっていうかー…」確かに、ごもっともです。
私達は、「やればいい」と頭では分かっています。
しかし、私達の身の回りには様々な誘惑があって、やればいいと分かっていてもできません。動けません。不思議ですね。
でもやらない理由も分かっています。
それはきっと、「つまらない」からです。
やりたくなるようなことじゃないからです。
やれば、テストで良い点数が取れたり、勉強が分かったり、
はたまたスポーツが上達したり、ダイエットに成功したり、片付ければ気分もスッキリしたり、
「やれば」、今より少しずつ向上していくのに、やれないんですね。
ゲームやYouTubeは、「やればいいよ」と言わなくても勝手にやります。
それはきっと、楽しいからです。楽しいことは、「やりなさい」と言われなくても、進んで手が伸びます。
また、勉強のリターンは、ゲームやYouTubeのようにすぐには「楽しい!面白い!」が実感できません。
私の担当する生徒さんは、
日本語の学習や学校の勉強をした後に、自分が嬉しくなるご褒美を自身で用意しています。
おやつを沢山用意して、これをやったらいくつ食べていい、
これをやったらYouTubeで好きな動画を見てもいい、
そうして勉強がやりたくなるようなシステムを自分で作っています。
そうして「自分で自分にご褒美システム」でコツコツ頑張った生徒さんは、
先日の学校の算数のテストでは100点だったと嬉しそうに報告してくれました。頑張った成果がきちんと出ました。
そうすると、自分に自信が持てますし、
「やったら成果が出る」と身をもって体験できます。
そんな生徒さんの嬉しい報告を聞くと、
本当に良いエネルギーが伝わってきます。
その生徒さんは文字通り、「やればいい」を実践しています。
張り切って沢山勉強しようと思わなくていいです。
たった5分でも構いません。
「やればいいじゃん」を合言葉に、軽ーい気持ちで。
西本
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