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レッスン日記

もし、ぼくがリーダーだったら

今月、日本では真冬の衆議院議員選挙が行われました。

この時期に選挙が実施されるのは珍しかったそうです。

実際に私が住む町でも雪が少し積もるほどの寒さで、

日本各地でも大荒れの天気の日が投票日、という選挙でした。

結果は、自民党が圧倒的な勝利、というこの選挙。

この先の日本はどうなっていくのでしょうか。

今より明るくて、ワクワクする日本にして欲しいです。

先日、日本では選挙があったことを生徒さんにお話し、

「もし、ぼくがリーダーになったら」というお題で、

作文を書くことにしました。

リーダーというのは、国のリーダーでも、学校のリーダーでも構いません。

どんなルールを作りたいですか?と質問すると、何とも意外な答えが返ってきました。

「僕がリーダーだったら、偉そうなことは言いたくないし、人に命令したくないです」

!!!!!!

まさかの。

なんと立派な答えなんだ!と驚きました。

人に偉そうなことは言いたくないし、

誰かに命令をするような人にはなりたくない、と言うのです。

その生徒さんらしい答えに嬉しくもあり、

「人に命令したくない」という自分の意思をはっきりと伝えてくれたこと、脱帽です。

それはさておき、「じゃあどんなルールがあるといいかな?」と聞いてみると、

「ゴミを捨てない」と挙げてくれました。

聞いてみると、町にも学校の中にもゴミが落ちているから、とのことでした。

私が、「学校の中って、教室の中とか廊下とか?」と聞いてみると、

「うん。どこでも落ちてる。」

と、衝撃的な答えが返ってきました。

生徒さんの住む国では、授業中にお菓子を食べるのはアリ、スナックタイムがあるよ、と教えてくれました。

「ボロボロ落ちなければいい」ということで、ペロペロキャンディもOKだと教えてくれました。

日本だと、小学校でお菓子を食べるなんて、夢のようなルールに感じてしまいます。

でもよく考えると、子どもの頃、

給食までの時間空腹になっていた記憶があるので、子どもの集中力を考えると理にかなっているルールに感じます。

とはいえ、そうするとゴミ問題とセットになってくるのかなと、容易に想像ができます。

「ゴミを捨てない」というルールを挙げてくれたことが、

その生徒さんのその子らしさがよく伝わってくるなと感じました。

どうしてこのルールを作りたいのかを聞いてみると、

「ゴミがあるのが嫌だから」ということでした。

確かに、ゴミが落ちているのを見るのは不快です。

次に、みんながそこら中にゴミを捨てない為に、何ができるのかを考ていきたいところですが、

「どんなルールを作りたいか」、というテーマだったので話はここまでにしました。

「ルールを作る」ということなので、

今、「規制されて嫌だな」、というルールを変えるのも一つのアイデアです。

しかし、どんなルールがあれば、自分や周りの人達が楽しく幸せに、そして安全に暮らせるか、

大人になっていく過程の中で、自分と他者との関わりを考える機会にしてもらえたらいいなと感じましたし、

自分の周りにはどんなルールがあるんだろう、

それって誰が作ったんだろう、

ルールって、そもそもどうやって作るんだろう、

自分もルールを作ることができるのかな?

どんな疑問でも構わないので、「???」という疑問を立てて欲しいなと思いました。

生徒さんは、自分が住む国と、日本にルーツを持っています。

それぞれの国にはルールがあり、同じものもあれば違うルールがあります。

お互いに素敵なルールがあって、見習うところが沢山あるはずです。

新たにルールを作ることも、取り入れることもできる。

そんな風に、何かにアンテナを立てて欲しいです。

もし自分がリーダーだったら、どんなルールを作りたいですか?

まずは、お家の中のルールや約束をお子さまと保護者の方と決めてみるのはいかがでしょうか?

家族みんなで話し合って「いいね!」と決めて、行動していく。

社会は、家庭からお友達、学校、地域、国、と外へ向かって大きく広がっていますから、

まずは小さな社会のご家庭から、安心安全の為のルール作りを、お子さんと話し合ってみると面白いかもしれません。

皆さんは、どんなルールを作りたいですか?

西本