海外在住者のための日本語レッスン 優心オンライン

レッスン日記

ぼくの国はここ、Nくんの国は?

 レッスンには、ご存知の通り、世界各国からお子さん方が参加してくださっています。

 それぞれのお子さんの住んでいらっしゃる国、学年、学校、学習の目的…は異なってはいますが、「同じ時代

に、同じ地球上で生きている」という美しい共通項をもっていることを忘れてはいけないと常に考えています。

 さて、レッスンの休み時間に、ほとんどのお子さんに「 迷路プリント」に取り組んでいただいています。この

「迷路プリント 」、以前は単なる「 息抜き」だったのですが、現在では、お子さん方を繋ぐ「架け橋 」になって

いることについて、お話させていただきたいと思います。

 迷路に取り組む際、何分でゴールまでたどり着けたか、講師がストップウォッチで計測することが恒例になっています。

 ある日、インドネシア在住のNくんが、「 この迷路、ほかの人もやってるの?」 と質問してくれたことが契機

になり、一週間、バトン形式で、レッスンに参加されるお子さん方のあいだで、タイムを競うようになりまし

た。さらに、次に同じ迷路に取り組むお子さんにメッセージを送る姿も…

「 ロンドンのNくんは、なんびょうだった?」

「 あーまけたー!」

「 『 ぼくのタイムにかてるかな?』ってTくんにいっといて、せんせい!」

 最近では、世界地図でお互いに住んでいる国を調べることもあります。

「せんせい、Nくんのノルウェーってどこ? 」

「えーと、( 地図上を指さして)ここらへんかなー?」

「 アフガニスタンのちかく?」

「アフガニスタン?…ちょっとちがうねー。アフガニスタンはここ。北欧だからもっと上だよー 」

「うわー!とおいねぇー! 」

 世界にはいろいろな国が存在していることに気づくことのみならず、世界中のお子さん方が、「優心オンライン

」をキーステーションに、頑張って学習に取り組んでいらっしゃること、違う国に住んでいてもお互いの存在を

感じながら生きていくことができることをお子さん方に感じていただくことができましたら幸いです。(東 )