レッスン日記
国語辞典で「つまらない」と「暇」を引く|言葉の意味を調べる
よく知っている言葉の意味は、すでに使っているから言葉の意味を調べることはないと思います。
しかし、知らない言語で言われた新しい語彙、また同じ日本語でも、「聞いたことない」という言葉の意味は、
国語辞典で調べることもあると思います。
何を隠そう、私は国語辞典が大好きな子どもでした。
国語辞典で、ある言葉の意味を探してたどり着き、「なるほどなるほど、そういう意味ね」と理解した後、
調べていた言葉の周辺の言葉が目に入り、またそこから「何それ?」が派生して、
どんどん違う言葉の意味を調べていく…
Wikipediaあるあるならぬ、国語辞典版wikiをよくやって楽しんでいました。
そして先日、生徒さんとの作文のレッスンで、言葉の意味を調べようという話になりました。
今回の作文のテーマは、
「つまんない、暇ってなんだろう」。
我が子達も度々、「つまんない〜〜!ひま〜〜!」と、
言う時があります。
ツマンナイ?ヒマ?私は暇じゃなーーーーい!!!
と、私は心の中で叫んでおりますが、
つまんない(つまらない)って、何でしょうか。
暇って、何でしょうか。
生徒さんと、この二つの感覚はどこから来るんだろう、という話になりました。
「じゃあさ、『つまらない』と『暇』の意味を調べてみようよ!」
と提案し、国語辞典で意味を調べてみました。
すると、つまらないの意味は、興味が起こらない、おもしろくない。他にも、値打ちがない、くだらない、等の意味がありました。
おもしろくないと、くだらないが同義。
次に「くだらない」を調べてみると、
問題にする値打ちがない、興味が起こらない、つまらない。………つまらない?………堂々巡りです。
つまらない、おもしろくない、くだらない、を見てみると、
全部「〜ない」で否定形。つまる+ない、おもしろい+ない、くだる+ない、の形なのでは、という結論になり、
それぞれの肯定形(つまる、おもしろい、くだる)の意味も調べました。
そして「暇」。暇には、やることがなくて手持ち無沙汰な印象がありますが、調べてみると、
「空いた時間」という意味がありました。他にも、「間、休み」という意味があることを知りました。
生徒さんと、「へぇ〜」と言いながら、
「つまんない、暇」の本来の意味を知ることができました。
「つまんない」と「暇」は意味が違うこと、
そもそも「暇だなぁ〜」と使っていることも、使い方はどうなんだろう?
じゃあ、やることがあったら、「つまんない」ではないのかな?、
やることがあったら、「暇」ではないのかな?、
やることがあっても、「つまんない」と感じるし、
「暇」は何となく嫌だけど、やることがある(宿題等)のも嫌だな、話していくと色んな意見が出てきました。
言葉の意味を調べてみたからこそ、「暇」という感覚、
「つまらない」という感覚に対して、何となくモヤっとしていたものに、段々と輪郭がついてきたようなレッスンとなり、今日はここまで。続きは次回へ〜というところで終わりました。
つまんない、暇、という感覚は、皆さん感じたことがあるかと思いますが、
言葉で調べてみると、知らなかったことを知ることができました。
「つまらない」も、「暇」も、言葉の意味を知っているつもりで知らなかった、ということです。
自分が知っている言葉を改めて調べてみると、新たな発見があります。
また、レッスンの中で分からなかった言葉をメモして国語辞典で調べることも、是非是非やってみて欲しいです。
学習するにも、便利なモノが溢れているからこそ、アナログな国語辞典。
そこから新しい言葉と出会うこともできます。
国語辞典、じわじわと沼ります。
西本
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