レッスン日記
「読みたくない!」が「読む!」に変わるまでのハナシ
みなさん、こんにちは!優心オンライン日本語講師の豊田です。
今日は、音読についてお話します♪
私が3カ月ほど前から担当している小学2年生のJくんは、日本語でのお話がとっても上手です。
いつもレッスンが始まると、お気に入りのおもちゃをたくさん紹介してくれたり、おうちの中をツアーして、お庭やペットを見せてくれたり…。
好奇心とサービス精神が旺盛で、いつも元気いっぱい!
楽しそうにいろいろなことを教えてくれるので、私もとても嬉しいです。
いざレッスンの内容に入ると、ひらがな・カタカナは上手に書けるし、漢字もバッチリ。
簡単すぎるのかな?という勢いで、読み書きをこなしていきます。
そんなJくんにも、やりたくないことがあります。
それは、音読。
教科書の短い文や問題文を指して
「ここを声に出して読める?」と私が聞くと
「え~、読みたくない…」と返ってきていました。
何かを学ぶ上で、やりたくないことがあるのは当然のこと。
少しでも音読のハードルが下がればいいなと思い、
「先生の後に続いて読んでみよう!」
と、毎回『追い読み』を欠かさず行うことにしました。
しかし!
追い読みにすると、まったく文章を目で追ってくれません(笑)
Jくんは会話が上手で耳もいいので、耳コピできてしまうのです!
もちろん耳コピできることも素晴らしいですが、音読ができるようになるには教科書の文を目で追いながら読む必要があります。
そこで私は、追い読みがマンネリ化しないようなやり方を考えてみました。
まずは、読むスピードを変えること。
最初の1回は普通のスピードで読んで、2回目からはとっても速く読んだり、とーーーっても遅く読んでみたり。
私の読むスピードに合わせるために、自然と文を目で追ってくれるようになりました。
速く読むのも、楽しそうに頑張って挑戦してくれます!
あとは、1文字ずつ交代で読むこと。
次の文字を把握するには、慎重に文を目で追い続ける必要があります。
詰まってしまいそうになるハラハラ感も楽しいです。
そんなやり方で教科書の文章を読んだり、Jくんが大好きなポケモン図鑑で、キャラクターの説明文の追い読みもしてみたり。
様々なスパイスを加えながら、毎回一緒に音読をしてきました。
すると先日のレッスンでJくんが
「今日は僕から自分で読むね。」
と、私が指示をする間もなく自主的に音読を進めてくれたのです✨
私は大喜びで、Jくんのお母さまはもちろん、自分の家族にも報告し、こうしてこのブログにも書いている次第です!!
少しずつ、少しずつ、Jくんの音読に対する抵抗感が減ってきたのかなと実感しました。
日本語講師として、このような些細な一歩を見届けられることが、とっても喜ばしく思います。
みなさんも、お子さまと音読や追い読みをする際には、上記のやり方をぜひ取り入れてみてください^^
大人にとっても楽しい時間になるはずです♪
豊田
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