レッスン日記
「あいこでショッ! 」…グループレッスンでのひとこま
グループレッスンでは、日本語と友だちになりたてのお子さん方が、一緒に共通のアクティビティに参加して
います。
マンツーマンよさ、グループレッスンのよさ、それぞれにあると思いますが、グループレッスンのよさは、何
と言っても、参加しているお子さん方がお互いに刺激しあい、「日本語を話す 」ことに意欲的になることが挙げ
られるかと思います。
例えば、グループレッスンに一人で参加していたKちゃん。一人の時には、講師が何回単語を繰り返しても、
恥ずかしそうに画面越しに講師の顔を見ているだけで、なかなか話そうとしませんでした。ところが、ある日、
他のお子さんも一緒に参加すると、表情がいきいきとし、絵を描いて「 見て!かわいくかいたよ!」と元気な声
で自分の描いた絵をアピールし始めたり、「色探しゲーム 」で見つけたものの名前を大きな声で発表している姿
が見られました。
マンツーマンでは、そのお子さんの言いたいことを講師が良くも悪くも察してしまい、ともすると講師からの
一方的な言葉かけが多くなってしまうこともあります。しかし、グループレッスンでは、自分をアピールする、
つまり「日本語を自分から話す」ことでレッスンの波に乗ることができることを経験し、その経験を重ねていく
ことが、日本語への興味が深まっていくことに繋がると考えます。
さて、レッスンでは最後に「 ジャンケン大会」をするのですが、講師と二人きりでジャンケンをする時には、
勝敗にさほどこだわらないお子さんも、複数のお子さんとジャンケンをする段になると、
「 わたしがかった!」
「 やだーまけた!」
「みんな(出しているものが )ちがうから、あいこでショっ!」
と大張り切りです。自然な形で、日本語を自分から話す楽しさを今後もたくさん味わってほしいと思います。
(東 )
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